北海道・雪国の暮らし 冬の車の運転について

LIFE / 2020.11.05

こんばんは。

 

早いもので昨日ついに洞爺でも初積雪を記録しました。 薄っすらと積もりましたが、今日はすでに溶けてまた秋に逆戻りしています。

 

 

今夜のblogでは、そんなこれから迎える「冬の車の運転」について、少し書いてみました。

 

これから北海道へ移住を考えている方、11月~4月に北海道へ旅行+レンタカーでって考えている方に、ご一読いただけると嬉しいです。

 

 

北海道の積雪時期について

11月のこの時期は、昨日みたいな感じで、さらっと降って溶けて、どかっと降って溶けてを繰り返します。 そして12月に入ると、どかっと降り続いて溶けずに根雪になるといったように徐々に秋から冬へとすすんでいきます。

 

↓こちらの記事にわかりやすくまとめられています。

 

北海道ファンマガジン 道内各地の初雪と根雪とは?

 

雪虫が飛びだし、山のてっぺんに雪が積もる初冠雪、そして初雪がチラつき、地面に降り積もる初積雪、そして積もった雪が溶けない根雪に。

 

年によっては初雪がチラついて、別の日に積雪があるなんて年もありますが、今年は初雪+初積雪で一気にキタって感じでした。

 

そして何を思ったのか、昨日↓そんな雪の中、峠越えをして札幌へ向かったわたくし笑

 

 

見ての通り、標高やエリアによって積雪や、路面状態が全然違うんです。 洞爺湖周辺は比較的積雪が少ない、遅いエリアですが、北のほうや、スキー場があるエリア、標高の高い峠は、同時期でも積雪が多く、早い。

 

そんな感じで、急な遠出・峠越えにも心配なく出かけられるように、自宅付近で雪が積もっていなくても、10月下旬~11月上旬には冬タイヤ・スタッドレスタイヤに履き替えています。

 

 

逆に春先は、3月に入ると雪が降ることも少なくなり、4月なんてほとんど降りませが、たまーーーに、数年に1度レベルですが、寒気が入り込んで1日で銀世界に戻る日がある。

 

だからゴールデンウィークくらいまでは冬タイヤを履いておくことが多いですかね。すり減るので早々に履き替えることもありますが…



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車の運転について

思い返せば15年ほど前、北海道へ移住後に車を購入し、初めての雪道運転は峠越えでした笑

 

11月にまとまった休みがあり自宅から新千歳空港へ(←この時は積雪なし) しばらく京都へ帰省し、北海道へ戻ってくると、あたりは銀世界。 めちゃ汗かきながら背筋伸ばして運転して帰ってきました笑

 

今や北海道生活も長くなりましたので、特に恐怖も感じずに運転はしていますが、雪国での運転は、衝撃的なことは多かったですね。

 

その1 基本的に路面はツルツルガリガリガタガタ

雪が積もって、その上を車が走ると、踏み固められて「圧雪アイスバーン」と呼ばれる路面になります。 スタッドレスタイヤを履いていても基本的に滑るものと思っておくと幸せ笑

 

ブレーキをちょんちょん掛けると滑らないとか、エンジンブレーキでスピードを落とすとか、いろいろな技を聞きますが、自論としては、車が直進していればまあ滑らない、逆にスピードオーバーでカーブに入り慌ててブレーキかけるってのが危ない。

 

なのでカーブ手前でがっつりブレーキ踏んで減速、急ハンドル、急ブレーキ、急アクセルをしないことを心掛けています。 この手のって北海道の教習所とかで習うことと思います。 移住者や旅行者は習う機会ないからね…

 

↓こんな看板も立ってますよ笑

 

 

 

その2 道路は真っ白でセンターライン見えない

だいたい、この辺かなぁって運転して、対向車が来たら、対向車にあわせて微調整します笑

 

 

 

その3 もちろん停止線も見えない

基本的に路面に書かれている指示系統各種は見えないので大事なことは立て看板対応。 滑って停止線を越えてしまうこともたまにあります笑

 

 

 

その4 道路の両端に↓矢印↓

この矢印、最初なんやろ??って思っていました。 実はこれすごい大事。 命に関わる大事なサインなんです。

 

 

猛吹雪になると「ホワイトアウト」と言って、前が全く見えなくなり、視界がすごく悪くなります。 その時の命綱がこの矢印。 この矢印を頼りに運転します。 灯りが点滅する矢印の場合も(自治体の財政状況?)

 

雪道の運転は幾分慣れましたが、この「ホワイトアウト」だけは未だに怖いですね。 前の車のテールランプと矢印の点滅を頼りに、みんなハザードを焚きながら時速20kmとかで命からがら進むんです。

 

通勤時代は帰宅時に荒れていたりとか怖い目に何度かあいましたが、いまは自宅仕事なので天候が荒れる日は家から出ないようにしています。

 

 

その5 なんか転がってる

なんか転がっています。 たまに目を疑うほどの大きさ笑

 

 

 

その6. ワイパー上げてフロントガラスをガリガリ

運転の話とは少しそれますが、個人的にこれ衝撃的でした。

 

↓こんな感じで車に雪が積もるのでワイパーを上げておきます。 もう1つの理由はワイパーのゴムが凍れてフロントガラスに引っ付いてしまうの防止。

 

そしてブラシでゴシゴシ。 雪が固まって氷になるので、力強くゴリゴリ、ガリガリやります。

 

車ってこだわる人は小さな傷がついても発狂しそうになってしまうほどデリケートなもの。 北海道では多くの人が窓ガラスをガリガリ。

 

傷つくんちゃう?って最初思うほどガーリガリやります。 ほかにもタイヤ周りにこびりついた雪塊をばちこーんっと蹴ったり、なかなか激しいですよ(注 人によります)

 

あっ! ちなみに冬タイヤと共に、ワイパーも冬ワイパーなるゴム部分が分厚いものに付け替えていますよ。 降雪が多いと普通のワイパーじゃ掻き出しきれないんです。

 

 

 

その7. エンジンスターター

こちらも運転の話とは少しそれますが、北海道に移住をして初めて車を買った時、ディーラーさんにこの「エンジンスターター」を勧められましたが、ピンときてなかった私は、ん? エンジンスターター? 余計なオプションはいらないか…と断ったのです。

 

しばらくして冬を迎えて、友人らの車が乗りこんだ瞬間から暖かい!? 窓の凍れも溶けていて視界クリアすぐに出発できる!?!?

 

そう!この「エンジンスターター」 手元のリモコンを室内からピッとすると、車のエンジンがかかり暖房がはいるんです。 特にフロントガラスに残った水蒸気?が薄く凍って白くなり視界ゼロって状態を溶かすのがほんとに重要。

 

この事前にエンジンをかけるって事だけなんですが、ほんと馬鹿にできなくって、気温がマイナスの中、車に乗り込みエンジンをかけ、フロントガラスが溶けるまで、車内が暖まるまで、マイナス気温の車内で待つのってキツいんですよね。

 

ということで、ディーラーの勧めを断った十数年前の私は、秒で「エンジンスターター」を後付けしにオートバックスへ走ったのでした。 数年後に新たに車を買い替えた時は、かぶせ気味で「エンスタ1丁!!!」とオーダーをしました笑

 

 

その8. 恐怖のブラックアイスバーン

個人的に「ホワイトアウト」に次いで恐ろしいと思うのが「ブラックアイスバーン」

 

昨日は積雪があり「圧雪アイスバーン」となった峠道なのですが、一夜明けた↓中山峠頂上のライブカメラ映像。 実はこの路面が濡れている状態が危ないのです。

 

Lavc55.18.102

 

「圧雪アイスバーン」は雪が積もっている状態、もしくは雪が踏み固められて凍っている状態。 すなわち見た目は白い。 なんとなく雪道と認識できますので、こちらも注意して運転をできます。

 

問題は「ブラックアイスバーン」 ライブカメラ映像を見ておわかりの通り、路肩に雪、路面は雪が溶けて濡れた状態。 気温が上がったので昨日降り積もった雪が溶けたのでしょう。

 

日中は濡れている路面が、日が暮れた夜間に気温が下がり薄っすらと凍ってしまうのです。 見かけは普通の道路、黒いアスファルト、けど実は凍っててツルツルのスケートリンク。 それが恐怖の「ブラックアイスバーン」

 

見かけは雪が積もっているわけではないので油断してしまうんですよ。 オーバースピードで「ブラックアイスバーン」になっている路面で急ハンドルや急ブレーキをするとツルっと。 日中に日陰のところや、下に冷たい空気が抜ける橋なんかも凍りやすい危ないポイントです。

 

降り積もって根雪になってしまえば心配は少ないですが(滑るは滑りますが油断はしない)、降ったり溶けたり11月~12月の今時期や、春先なんかは念頭に置いて注意する必要がありますね。

 

遠出の際は↓ライブカメラで峠道の様子を見てみるのもよいですね。 または峠道を使わないルート選択もよいでしょう。

 

国土交通省 北海道開発局 北海道地区道路情報 ライブカメラ
https://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/sp/camera/camera.html

 

中山峠(国道230号 札幌-洞爺間)
https://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/sp/camera/zoomcamera.html?id=cctv_pop_1820012B_20201105_1425.json

 

美笛峠(国道276号 千歳-洞爺間)
https://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/sp/camera/zoomcamera.html?id=cctv_pop_1D50FE09_20201105_1425.json

 

 

その9. いきなり冬期通行止め

雪の中、車を爆走させていると、、、ガガーーン!!! 道路がゲートで封鎖されてるーーー!!! なんて経験が何度かあります。

 

そう! 細い道や、険しい道、吹雪になりやすい道、はたまた自治体の除雪費用節約のため(?)なんかの理由で、冬期間を通じて通行止めにされる道があります。 さらに大荒れの日なんかは、メインの国道なんかも封鎖されて陸の孤島状態に陥ることも。

 

大荒れの日は仕方がないとして、旅行中にナビ通りに走っていると通行止め! 回り道! タイムロス!!! なんて話もよく聞きました。 ナビやGoogleマップと共に冬期は↓こちらもチェックするとよいですね。

 

国土交通省 北海道開発局 北海道地区道路情報 道路通行規制実施個所マップ
https://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/RoadInfo/index.htm

 

北海道へ移住を考えている方へ

北海道の田舎は車がないと不便です。 これは紛れもない事実。 けど雪道の運転も馴染みがなく、↑上の記事でさんざん脅かされたもんやから心配になりますよね?笑

 

一言でいうと慣れます。 そして怖い人は冬の運転を控えています。 これは北海道育ちの方もそうで、怖い人、運転の苦手な人はあまり冬に運転をされていません。

 

また札幌なんかでお住まいの方は、公共交通機関が発達しているので、車を所有せずに暮らしている人も多いですね。 田舎暮らしの人でも上手くバスなんかを使って冬を乗り越えている人もいます。

 

洞爺湖町の近くでいうと、伊達市や室蘭市など海沿いのエリアは、さらっとしか雪が積もらないなんてエリアも実は北海道にはあります。

 

移住前に冬にきてレンタカーを運転してみるとか、雪の少ないエリアを選ぶとか、いずれにせよ北海道への移住で避けては通れない雪道運転事情ですね。

 

 

冬の北海道へ旅行を考えている方へ

冬道の運転に自信がなければ、決して無理はしないでほしいです。

 

峠道を避けたルートに組み替えるとか、そもそもレンタカーを借りずに公共交通機関で移動をするなど、組んだルートを強行せずに天候や路面状況に応じて違うプランを用意しておくと安心です。

 

チャシバクINNへは、新千歳空港、札幌、洞爺駅から路線バスを乗り継いで、お越しいただくこともできます。 ↓詳しくは別記事でまとめています。参考までにご覧ください。

 

チャシバクINN最寄りのバス停「洞爺水の駅」への行き方(新千歳空港・札幌・洞爺駅から)

 

 



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最後に・・・

長々と書きましたが「北海道・雪国の暮らし 冬の車の運転について」お読みいただきありがとうございます。

 

色々とカルチャーショックなこと、恐ろしいこと、書きましたが、なんでそんな思いをしてどうして雪国に暮らすのか??

 

どーん!

 

 

北海道の冬って、気温が低いためか、雪とともに空気中の不純物が落ちるためか、空気がピーンと張りつめていて澄んでいて、ほんっと神秘的なんです。 「雪国で暮らす」その理由は、この景色を見るため、この空気に触れるためですかね◎

 

おしまい



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