北海道・洞爺湖 北国暮らし ~白樺樹液の採取~

FUN / 2021.04.25

こんばんは。

 

今回のblogは、北国暮らしならではの体験の記録です。 北海道にたくさん植わってる「白樺」の木から「樹液」を採取してみました。

 

春先になると「白樺樹液」を知人からいただいたり、採れると見聞きはしていたのですが、自身でやってみたことはなかったので、実際に裏庭に植わっている白樺の樹から自分で採ってみようと実践してみました。 

 

白樺の樹液とは?

白樺の樹液は、雪解けから春先の芽吹きまでの、短い期間にのみ採れる樹液で、根から吸い上げた水分が幹に溜まり、穴を開けると出てくるもの。

 

そして、その樹液は、デトックスや、体調改善、抗酸化作用、肌質の改善といったような身体にもよいものだそう。

 

FIGARO デトックスして身体を活性化させる秘薬、白樺樹液 →こちら

 

ぷろろ 美容と健康によい白樺樹液(= ホワイトバーチウォーター)の魅力とは →こちら 

 

まさに自然の恵みですね。 採取するのには簡単な工具と道具が必要になります。 次項はそんな説明を。



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白樺樹液の採取道具を作る

調べてみると、いろんな道具を各自で自作をされており、検索によく引っ掛かったのがシリコン製のキャップにアルミ管を通したもの+ゴムチューブ。 ただホームセンターを探しても同じようなものが見つからず、私は↓のような感じに。

 

準備するもの

透明ホース(50cm・内径8mm)
ホースジョイント(外径8mm)
ドリルビッド(8mm)
電動インパクトドライバー
・ペットボトル
・小刀

(写真には写っていませんが)
・ペンチ
・ハンマー
・耳かき
・細いロープ
・白樺から樹液をいただくありがとうの気持ち

 

 

まずは、ペットボトルのキャップに穴を開けます。 穴の開け始めはいいのですが、少し進むとプラがドリルビットに引っ掛かり、指ごと持っていかれそうになりました。焦る。。。

 

よって、穴を少し開けて、場所が決まったら、キャップをペンチでつかんで、最後まで貫通させると安心でした。 とはいえ少しビラビラが残るので、8mmの透明ホースがキチっと通るサイズに小刀で微調整。 穴は気持ち小さめで微調整していくスタイル。

 

 

ホースは伸縮するので、穴はちょいキツ目のところを強引にねじ込むとよし。 ぎゅぎゅっと透明ホースをキャップに通します。 隙間があるとそこから雨水なんかが混入してしまうのでやり直しですね。

 

 

ボトルキャップとは逆側、透明ホースの先端にホースジョイントが付きます(実際に木に挿す時に一度外します) キャップをペットボトルに装着し、準備完了。

 

 

いざ!白樺にセッティング!!!

さて、採取道具が出来たら、いよいよ白樺の木にセッティングをします。

 

白樺さん「いただきますね」と一礼後、インパクトでごリゴリゴリと深さ2㎝程の穴をあけます。

 

 

穴を開けると、ツツツーと樹液がこぼれてくるじゃありませんかーーー! 感動!!! 採取時に木くずが混ざらないように、耳かきでホジホジ
 

そのこぼれた樹液にすかさず集まってくる蟻たち。 ほほー甘いんやねぇ~ これは期待が高まります。

 

 

ホースジョイントを一度透明ホースから外して、穴にねじ込みます。 最初は手でいけるかなぁと思ったのですが意外と中に入っていかず。

 

ハンマーでコンコンコンと。 ホースジョイントはポリ製なので割れないように、絶妙な力で叩き入れます。

 

しっかりとホースジョイントが樹に固定できたようで、ホースをつたって、ポタッポタッポタッと少しずつですが、ペットボトルに樹液が落ちていきました。

 

 

同じ要領でもう1本の別の木にもセット。 風でペットボトルが倒れないようにロープと重石で固定し、あとは待つのみ。 楽しみ◎

 

 

白樺樹液の採取結果は・・??

お昼すぎにセットし、一晩置いてみたところ、おおーーー!!! 見事に白樺樹液が溜まっていましたーーー!!!

 

 

樹液が出る量は、時期や個体差によるようですが、今回は無事に採取することが出来ました。

 

 

いざ実飲!!! 白樺樹液のお味は・・??

上手く採れた白樺樹液を飲んでみました。

 

 

樹液といえば、カブトムシが集まるやつや、メープルシロップ的な、ドロッとした甘いものを想像しがち(?)ですが、加工をしていない白樺樹液は、ほぼ水+ほんのりとした甘み。 

 

そんな自然の恵み。ありがたくいただきました◎ そして贅沢に白樺樹液を使ってコーヒーも淹れてみました。 さらっと水のようなのでコーヒーも普通にドリップできます。

 

 

見た目は変わらずですが、ほんのりまろやか(な気がする)、気分は確実にアガる特別な白樺樹液コーヒー。 こちらも美味しくありがたくいただきました◎

 



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最後に・・・

先日はじめて白樺樹液を採取してから、定期的にペットボトルを交換し、採取を続けています。

 

調べると数日で飲み切ったほうがイイということ。 そして樹液採取のシーズンが終わったら、開けた穴を枝などで栓をすると樹にダメージを与えずに次シーズンには塞がっているようです。

 

SIRACA シラカバの木から樹液を採取しても、木の命に問題ないのか? →こちら

 

もう少しの期間は採取できそうなので、引き続き自然の恵みに感謝をして、白樺の樹液をいただきたいと思います。 ご興味ある方は、ぜひお近くの白樺からおすそ分けをいただいてみて下さい。

 

おしまい。

 



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