北海道・洞爺湖町への移住 ~如何にして安住の地へ辿り着いたか~

LIFE / 2017.06.04

みなさんこんばんわ。今夜はタイトルの通り、移住について。

 

2013年に北海道・洞爺湖町へ移り住み、もう少しで4年がたちます。

 

北海道への移住、洞爺湖への移住、田舎暮らしに興味ある方の参考になればと思い、私達が如何にして洞爺へ移り住んだのかシェアしたいと思います。

 

洞爺湖



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北海道へ移住したきっかけは?

私が地元京都から北海道の田舎へなぜ移り住んだかというと、縁あって2004年に北海道の会社に就職した為です。

 

その会社のもつリゾートホテル(田舎にあります)へ配属となり、会社の寮に入ることとなります。 これにて移住完了(笑)

 

この時点で北海道への「移住」「田舎暮らし」、そして田舎での「職探し」という、移住に立ちはだかるハードル3つを運よくクリアします。

 

本州からの移住検討中の方からはブーイングが起こりそうですが、入り口はこんなだったんです。

 

北海道へ移住後どこで暮らしていたか?

今はその勤めていた会社を脱サラしましたが、勤めていた10年程は会社を辞めるという選択肢はありませんでしたので、会社の近くで暮らしていました。

 

アパートを借りたり、社宅に住んだりと、通勤圏内となるエリア(羊蹄山麓エリア)を転々と。

 

そんな中で、結婚をし子供を授かったのですが、ちょうど子供が生まれた2011年頃から一軒家に住みたいねと物件を探すようになりました。

 

そのマインドが変わったキッカケの1つに東日本大震災があります。 いつ死ぬかわからない時代だからこそ、好きな場所で、好きなことをして暮らしたいなと。

 



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洞爺湖へ移住を決めたきっかけは?

1つは前述した「いつ死ぬかわからん」から。 好きな景色を見ながら暮らしたいと思ったから。

 

もう1つ、洞爺湖へ移住を決めたキッカケとして、夏場の趣味としてハマっていたキャンプ。

 

もともと旅が好きなことと、北海道の自然をもっと楽しみたいということで、道北や道東へ旅行を兼ねてキャンプを組み合わせ遠出していました。

 

子供が生まれてからは、さすがに近場でと、洞爺湖でもキャンプをするようになりました。

 

ちょうど当時住んでいた留寿都村から約20分のところが、現在住んでいる洞爺湖町(旧洞爺村エリア)

 

 

洞爺湖は、湖畔にキャンプ場がたくさんありますので、仕事が休みの度に通っていました。

 

よく町へ買い出しに行くとき、どこかご飯を食べに行くときに、洞爺湖温泉や、その先の伊達市などにはよく行っていたのですが、

 

現在住んでいる旧洞爺村のエリアは、南北をつなぐ国道230号線から、道をそれないと辿り着けない為、キャンプをするまでは、実は踏み入れたことのない未踏の土地でもありました。

 

湖に近く、静かで穏やかな、そんな洞爺湖に通う中で、そのコンパクトにまとまった湖畔沿いの小さなエリアに魅力を感じていき、こんな景色を眺めながら暮らせたら楽しいやろうなぁと強く思うようになっていきました。

 

洞爺湖 キャンプ キャンプ場 小公園中央公園

洞爺湖 キャンプ キャンプ場 曙公園

 

洞爺湖に住む!それは断固たる決意に

一軒家を探し始めたころは、通勤圏内でもあるニセコ町、倶知安町、真狩村など、スノーボーダー夫婦的に雪山・スキー場に近いエリアも候補にあげて探していました。

 

しかしスキーリゾートが有名なエリア故に、災害レベルで雪が何メーターも積もる、一軒家に住むのはないな、、、と思い、徐々に候補から外れていきました。

 

逆に冬の洞爺もチェックしていると圧倒的に羊蹄山麓エリアより雪が少ないんですね。

 

地形のせいか、標高のせいか、地熱のせいなのか、羊蹄山麓エリアと20~40分程しか離れていないのに、雪が少ないんです。

 

なにより洞爺湖の景色に惚れ込んでいましたので、洞爺湖町(旧洞爺村エリア)一択で物件探しを進めていきました。

 

 

物件探しについて

主に現地を車や徒歩で巡回し不動産の看板や怪しい一軒家を探したり、不動産屋サイトのチェックを中心に探していました。

 

サイトチェックは妻が行ってくれており、漠然と洞爺に、一軒家に住みたいなぁ~と思っていた私と対照的に、定期的にサイトを巡回し、あたりをつけて物件視察の予約をしたりしてくれていました。

 

何度か物件を視察をしたのですが、NGだったのは、湖が見えない物件はいずれもピンと来ず。 休み毎に湖を見にキャンプをしに来ていたくらいですので、そこはどうしても譲れずでした。

 

逆に高台にあり湖が見える絶景の別荘地に建つ一軒家もありました。 そこは綺麗な一軒家でしたが、車で砂利道を駆け上がる崖の上に建っていたため、

 

これはいざという時に、手放しにくいのでは?と考えたのと、子供が大きくなった時の通学などのことを考えて土俵に乗らず。

 

そして購入へ、念願の洞爺湖町民へ

その後も視察に行けども行けどもピンとくる物件にはめぐり会わず。

 

もともと宅地も少なく、売り物件も少ないエリアで、そもそもの対象がたまにしか出てこないこともあり、今すぐにでもその地に住みたいと思っているところでヤキモキ。

 

一軒家探しを始めてからしばらく経った頃、今住んでいるの湖畔沿いの物件情報が不動産屋サイトにアップをされました。

 

妻が諦めずに日々チェックをし続けていたからこその発見で大喜び。大興奮。 さっそく不動産屋へ連絡し現地視察。

 

湖の目の前やん! どーする? いくでしょ! 高くない? いくでしょー! 古くない? いくでしょーー! と、こんなやり取りがあったか、なかったか(笑)

 

その後、不動産屋を交えての細かい打ち合わせを経て、なんとか購入するに至りめでたく洞爺湖町民となることが出来ました。

 

 

購入に至った決め手とは?

まず大前提として、気に入っているエリアにあり、通勤圏内だったこと。(この時点ではお店をやる構想は実はなかったのです)

 

そして昭和52年に建てられた古い一軒家で、部屋によってはかなり傷んでいましたが、購入の決め手としては、まずは何といっても湖が見える、というか目の前。

 

そしてそもそも少ない湖畔沿いの物件で、これを逃したらもう出てこないという気持ちがあったこと。

 

古いとはいってもよくある建物の基礎から大改装が必要な古民家ではなく、素人でもなんとか直しながら住めそうやなってレベルの古さだった事。

 

そして子供が大きくなった時に徒歩圏内に小学校、中学校がある事(高校は先日廃校になってしまいましたが)

 

大きなスーパーはありませんが、コンビニ、水の駅(野菜直売)、パン屋、豆腐屋、郵便局、銀行とこちらも徒歩圏内にまとまっていること。

 

そして湖畔沿いの物件ということで、いざという時は手放せるやろうという事。

 

移住当初は突貫で台所と水回りのみペンキ塗りや床にシートを張り、比較的きれいだった畳のリビングにテントはって寝ていました笑

 

そこから徐々に改装をしていき、いまでは住居の一角でドーナツ屋を開き、快適に暮らしています。

 

振り返るとその過程は大変でしたが、自宅に愛着がわきますし、毎日美しい湖を見れる暮らしは大きな決断をしてよかったなと心から思えます。

 

洞爺湖

 

移住を検討されている方は、様々なハードルを越えていく必要がありますが、洞爺湖はそれらを吹き飛ばす魅力があります。

 

幾多の幸運が重なりこの地に移り住めた私たちの参考にならない記事かもしれませんが、なにかのきっかけになれば幸いです。

 

次のブログでは、「北海道・洞爺湖への移住~住居探しについて~」もう少し掘り下げたいと思います。



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